ジェンダーの視点に立った漁村開発(水産起業支援)研修
当社(株)国際水産技術開発が業務を実施している、JICA(独立行政法人国際協力機構)集団研修コース「ジェンダーの視点に立った漁村開発」(水産起業支援)の研修が平成26年1月20日(月)〜3月5日(水)の予定で、JICA横浜国際センターでおこなわれています。
研修の上位目標は発展途上国の漁村における貧困、経済格差問題の解決を目指し、男女間の労働分担を図った自然・社会・経済状況に応じた地場産業の育成を図ることです。研修員は、東南アジアのカンボジア、南太平洋のパプアニューギニア、そしてアフリカのマダガスカル、モーリタニア、ザンビアの5カ国、7名が参加して研修に励んでいます。
研修では、農山漁村における男女共同参画による小規模地場産業の起業計画案が関係者と共有されることを到達目標としています。知識を習得し、知見を広めるために、JICAの水産分野の取り組み(写真上左)、ジェンダー、農村漁村開発(写真上右)、小規模起業、行政による地域振興(写真下左)、漁村女性の起業活動等(写真下右)、各方面の講師による講義と、実際に起業し、活動をしているグループを見学、また、実習を行います。
講義や実習を通して、@ジェンダー主流化を導入するために必要な漁村調査・分析方法を習得する。A漁村での小規模起業に役立つ地域資源の利用方法を理解する。B漁村におけるジェンダー主流化の視点から適切な起業計画案を作成できる。この三点が到達目標達成のために必要な成果と成ります。
以上の三つの成果のために7名の研修員は元気に研修に励んでいます(写真上)。
以上
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