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海外養殖魚研究会 会則
英名:The Forum for Aquaculture in the Developing Countries
(略称:FADEC) |
1.目的
開発途上国からの我が国に対する水産増養殖の分野における技術協力の要請は、年毎に増えている。ところが、このような要請に対する我が国の技術的態勢は、決して万全とはいえないというのが実状である。確かに、我が国にはかなり発達した増養殖技術があり、数多くの研究機関では、高度に専門化し細分化した研究がなされている。しかし、そのような我が国の技術が、必ずしも開発途上国の人々の期待に応えていないというのが現状であろう。それは、我が国の技術が日本という特殊な自然、社会、経済条件の中に成立している、特異な技術だということによるのではないだろうか。
このような現状をふまえて、発展途上国の開発に役立ち得るような技術協力を行うには、この問題に関心を持つ多くの人々が集まり、互いの経験や知識を一カ所に集積し、自由闊達に討論し合い、研究し合っていくことが必要である。
海外養殖魚研究会は、以上のような目的を達成するために結成されたものである。
2.活動
本会は、前項の目的を達成するため、次の活動を行う。
*勉強会の開催
*会報の発行
*水産関連書籍の出版
*文献、資料の収集および照会
*研修員の受け入れ、指導
3.会員
本会の趣旨に賛同し、別に定める会費を納めるものを正会員とする。また、別に賛助会員(団体)を設けることができる。
4.会長
小島仲治 昭和2年生。
東京大学農学部卒。 米国オハイオ州立大学院卒。 元農林省経済局。元FAO水産事業部長。元JICA特別嘱託。
現 轄総ロ水産技術開発技術 監査役
5.会費
正会員 : 年額 1,000円
賛助会員: 年額 10,000円
会計年度は、1月1日から12月31日までとする。
6.事務局
事務局は、会長と協議して、勉強会の開催、会報の編集発行、庶務、会計などの実務を行う。
事務局は、当分の間、轄総ロ水産技術開発内に置き、事務局代表・岡田秀之を会計役とする。
<事務局所在>
〒160-0004
東京都新宿区四谷2−12 まつもとビル4F
(株)国際水産技術開発内
TEL:03-5919-0175、 FAX:03-5919-0176
e-mail: fai@faiaqua.com |
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